三角筋粗面周囲の刺鍼方法。
三角筋粗面は三角筋の上腕骨付着部なので理論上では発痛しやすい。しかし、臨床上ではあまり発痛頻度は高くない。絶対に発痛していないわけではないので見落とさないようにすることは必要。
刺鍼方法は三角筋粗面の付着部とその周囲で発痛していればそのまま刺鍼すればOK。ただ間違いやすいのは三角筋粗面の位置。
キチンと触察すれば間違えないが、三角筋粗面は意外と上腕骨の中央寄りにある。イメージとしてはもう少し近位部かもしれないが。
間違えないようにするためには、肩関節を外転してもらって位置を特定すればまず間違えない。