12胸椎棘突起付着部の刺鍼について。
まずこの部分は触察しても分かりにくいことが多い。筋がかなりもともと柔らかいような方か、筋が発達していて筋の形状が分かりやすい方なら触りやすい。
ただそれ以外の場合は指で探しても慣れないうちは分かりにくいことが多い。そんな場合はマッサージローラーなどを用いて触ると分かりやすいし押圧時の反応も得やすい。
ツールがない場合は指での押圧になるが、この場合は骨指標をもとに位置を特定する。反応があるようならそのまま刺鍼。
刺鍼方法は触察に比べると単純で、棘突起に向けて刺鍼すればOKとなる。
僧帽筋というと下行部に意識しがちだが、この部分が原因になっている場合も少なからずあるので見落とさないようにチェックすることが大事。